新型コロナウイルス感染拡大に伴い、政府は8日、北海道への自衛隊の看護師(看護官)らの災害派遣を決めた。大阪府にも派遣する方針だが、防衛省・自衛隊からは「看護官の人数は多くない。通常の任務もあり、言われたから全部出すのは厳しい」との声も漏れる。
 防衛省によると、医官、看護官はそれぞれ約1000人。全国の自衛隊病院や部隊のほか、駐屯地の医務室などで勤務し、自衛隊病院や防衛医科大学校病院ではコロナ患者も受け入れている。
 岸信夫防衛相は8日の記者会見で、医官や看護官の派遣要請が増えた場合の対応について問われ、「要請をそのまま受け入れるのは、かなり困難を伴うのではないか」との認識を示した。防衛相経験者の1人も「(派遣を)簡単に言わないでほしい」と語った。 

(ニュース提供元:時事通信社)