東京都医師会の尾崎治夫会長は8日、都内で記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入院患者の増加を受け、「コロナ患者も一般患者も両方守れない状態に近づいている」と述べ、強い危機感を示した。
 都内のコロナ入院患者は同日時点で1850人に上った。尾崎会長は、中高年層の感染者が増加しているとし、「入院患者も高齢者が増え、入院期間が延びている。治療にかなりの負担がかかっている」と訴えた。
 政府の観光支援事業「Go To トラベル」をめぐり、東京発着の旅行の自粛を高齢者らに呼び掛けていることに関しては、「全ての年代で人の移動を止めることが効果的だと思っているので、私としては残念だ」と述べた。 
〔写真説明〕記者会見する東京都医師会の尾崎治夫会長=8日午後、東京都千代田区

(ニュース提供元:時事通信社)