北海道は10日、新型コロナウイルスの対策本部会議で、旭川市民に不要不急の外出自粛を要請する方針を決めた。外出自粛と接待を伴う飲食店への休業などを11日まで求めている札幌市についても延長を決定。期間はいずれも12日から25日まで。
 鈴木直道知事は会議で「心苦しい決定だが、何としても感染拡大の抑制を図る」と強調した。この後の記者会見で、旭川市への「Go To トラベル」適用に関し、市中感染の広がりが確認されていないとして、「一時停止などの措置は現在考えていない」と述べた。
 飲食店への休業や営業時間短縮などを求める札幌市については、市が1店舗当たり30万~60万円の協力金を支給する。このほか、道は来年1月15日までの対策として、全道民に「5人以上」「2時間超」の会食を控えるよう呼び掛ける。年末年始のあいさつ回り自粛も促す。
 道内は10月以降、札幌・ススキノを中心に感染が拡大。旭川市は医療提供体制が逼迫(ひっぱく)し、今月9日から自衛隊看護師らの受け入れを始めた。 
〔写真説明〕新型コロナウイルスの対策に関して記者会見する北海道の鈴木直道知事=10日午後、道庁
〔写真説明〕新型コロナウイルスに関する対策本部会議に臨む北海道の鈴木直道知事(左)=10日午後、道庁

(ニュース提供元:時事通信社)