2020/12/11
防災・危機管理ニュース
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)は11日午前、東京都内で会合を開いた。国内の新規感染者数が過去最高水準で推移していることを受け、感染拡大地域での観光支援策「Go To トラベル」などを一時停止すべきだとの見解で一致した。こうした内容を盛り込んだ提言をまとめる。政府は近く対策本部を開き、対応を協議する。
西村康稔経済再生担当相は冒頭、「感染が拡大している地域の医療の逼迫(ひっぱく)を何としても回避しなければいけない」と指摘した。
〔写真説明〕新型コロナウイルス感染症対策分科会に臨む(前列左から)田村憲久厚生労働相、尾身茂会長、西村康稔経済再生担当相=11日午前、東京・永田町
(ニュース提供元:時事通信社)

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