2020/12/15
防災・危機管理ニュース
愛知県の大村秀章知事は15日、県の新型コロナウイルス感染症対策本部員会議で、名古屋市中区の繁華街にある飲食店などを対象とした営業時間の短縮要請について、18日から県全域に拡大すると表明した。知事は既に、対象を中区全体に広げ、18日までだった期間を来年1月11日まで延長すると発表していたが、医療体制の維持や店舗間の不公平感解消などを考慮し、県全域で取り組むことにした。
現在は中区の繁華街で酒類を提供する飲食店やカラオケ店などに対し、午後9時までの時短営業を求めている。応じた事業者には最大40万円の協力金を支払う。
県全域での実施に伴い、県は新たに対象となる事業者にも協力金を用意し、既に時短営業をしている中区繁華街の事業者には追加で支給する。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
緊急事態宣言下の社会江戸庶民の危機対応に学ぶ
国内で新型コロナの感染が確認されてから約1年。度重なる緊急事態宣言の発出と延長もあり、影響が長期化しています。しかし、日本社会が感染症の危機に直面したのは今回が初めてではありません。近代以前の社会は感染症の危機にどう対応してきたのか。日本近世史、医療社会史を専門とする奈良女子大学の鈴木則子教授に聞きました。
2021/02/26
-
災害時のトップの役割は何ですか?
リスク対策.comが行った地震シミュレーションアンケートの結果から、災害対策のポイントを学ぶシリーズ3回目は代替要員です。このシリーズが終わる頃には、きっと自分たちの防災やBCPのレベルが向上しているはずです!
2021/02/23
-
資金繰り支援頼みでギリギリ経営を維持負債増えるも売上なし 春先の息切れ懸念
新型コロナ関連の経営破たん件数は、昨年9月以降1カ月90~100件超の高い水準で推移。2月も最多の発生ペースを更新している。緊急事態宣言解除が見送られ、外出自粛や時短要請が引き続き売上を圧迫。年度末を控え、息切れ企業の増加で倒産はさらにピッチを上げる可能性が高い。リレーインタビュー第4弾は中小企業の経営環境について。
2021/02/22