塩野義製薬は16日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、国内で臨床試験(治験)を始めたと発表した。成人男女200人以上を対象に安全性や効果を確認する。国産ワクチンの治験は大阪大発の創薬ベンチャー、アンジェスに続き2例目。
 塩野義は抗原たんぱく質を遺伝子組み換え技術で作ったワクチンを開発しており、同日から第1・第2段階の治験に着手した。3週間間隔でワクチンを治験者当たり計2回接種し、接種後1年間の抗体保有状況などを検証する。今後、対象を広げた大規模治験も実施する見込み。
 塩野義は、2021年末に年3000万人分以上のワクチンを生産できる体制の整備を目指している。 

(ニュース提供元:時事通信社)