【ベルリン時事】ドイツ政府は16日、次世代通信規格「5G」網の整備に際して、機器の安全性審査を厳格化するIT安全法案を閣議決定した。米国が同盟国に排除を求めている華為技術(ファーウェイ)など中国企業が念頭にあるが、米英などと異なり、ファーウェイを名指しで排除はしていない。
 ザイベルト報道官は、法案は「特定企業が対象ではない」と強調した。ただ、ロイター通信は政府筋の話として、ファーウェイの5G網整備への参加は「非常に困難になる」としている。名指し排除を避けつつ条件を厳しくすることで、米中双方に配慮したとみられる。法案は議会でも、大きな変更なしに可決される見通しだ。 

(ニュース提供元:時事通信社)