菅政権が「勝負の3週間」と位置付けた新型コロナウイルス感染の集中対策期間が16日、期限を迎えた。この間、感染拡大は止められず、政府対応は後手に。野党は経済活動の再開と感染防止の二兎(にと)を追う菅義偉首相の方針を批判。足元の自民党内からも疑問の声が出ている。
 「感染者の高止まりを真摯(しんし)に受け止めている」。首相は16日、首相官邸で記者団にこう表明。同日の衆院内閣委員会の閉会中審査では、「勝負の3週間は効果がなかった」と断じる立憲民主党の玄葉光一郎元外相に対し、西村康稔経済再生担当相は「残念ながら減少傾向に至っていない」と認めた。