新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、栃木県の那須塩原市議会は17日の本会議で、市民向けにPCR検査費用を補助する事業費などを計上した補正予算を全会一致で可決した。来年1月から導入する方針で、希望すれば誰でも1回1000円の自己負担でPCR検査を受けられる。高齢者などに限定して検査費を補助する自治体はあるが、年齢を問わず補助するのは全国的にも珍しい。
 検査は、一度に複数の検体を分析する「プール方式」を導入。1回に最大5人分の検査が可能で、世帯ごとに唾液を採取してもらい、民間の検査機関で調べる。5人家族の場合、1人当たりの自己負担は200円で済む。
 陽性の場合は、改めて個別に医療機関で確定診断を受ける必要があるが、再検査費用は市が全額負担する。
 渡辺美知太郎市長は「日本で最もPCR検査を受けやすい環境をつくっていく」としている。 

(ニュース提供元:時事通信社)