製薬会社「小林化工」(福井県あわら市)が製造した「爪水虫(つめみずむし)」などの治療薬に睡眠導入剤成分が混入していた問題で、厚生労働省は18日までに、週明けにも同社を立ち入り調査する方針を固めた。関係者への取材で分かった。
 医薬品医療機器法に基づき、薬の安全性などの審査を担う「医薬品医療機器総合機構」や福井県と共に実施。聞き取りなどを通じて、睡眠剤が混入した詳しい経緯を調べる。
 同社によると、18日時点で154件の健康被害の訴えが寄せられ、うち救急搬送や入院が確認された例は35件、自動車などの事故につながった例は21件ある。薬を服用していた高齢者2人の死亡も判明し、同社が因果関係を調べている。 

(ニュース提供元:時事通信社)