【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は21日、臨時会合を開き、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの条件付き販売承認を勧告した。勧告を受け、欧州委員会は同日中にEUとして初めてコロナワクチンの承認を決定する見通し。
 承認決定は23日とみられていたが、フォンデアライエン欧州委員長はツイッターで「われわれは素早く動く」と表明した。ドイツやイタリア、スペインなどはこれまで、承認されれば27日から接種を始める方針を示している。
 欧州各国では感染の再拡大で、クリスマス休暇を前に店舗閉鎖や外出禁止などの規制強化が相次いでおり、ようやく認可されるワクチンへの期待は大きい。フォンデアライエン氏は、感染収束にはEUの総人口約4億5000万人のうち、「最大70%が接種する必要がある」としている。 
〔写真説明〕米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチン(ビオンテック提供)

(ニュース提供元:時事通信社)