【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)と英国の自由貿易協定(FTA)締結交渉の決着が遅れていることで、英国がEUから名実ともに「完全離脱」する年末までにはFTAが欧州議会で承認されず正式に発効できないことが確実となった。合意の成否に加え、年明けの混乱を抑制する代替策も焦点となってきた。
 欧州議会は21日、求めていた「20日深夜まで」の交渉合意が果たされなかったことを受け、対応を協議。年内にはもうFTAを承認しないことを改めて確認するとみられる。
 仮に今後、年内に合意できても、年明けには関税や複雑な税関手続きが復活。物流などに混乱が生じることになる。 

(ニュース提供元:時事通信社)