気象庁は28日、鹿児島県十島村の諏訪之瀬島・御岳で午前2時48分ごろに噴火が起き、大きな噴石が火口の南東約1.3キロまで飛散したとして、同51分に噴火速報を発表した。県などによると、同島には40世帯81人が居住しているが、けが人や建物被害などの報告は入っていない。
 気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、火口から半径約2キロでは大きな噴石に警戒し、火山灰や爆発に伴う空振に注意するよう呼び掛けた。
 気象庁によると、諏訪之瀬島では10月下旬から噴火活動が活発化していた。今月21日以降は爆発的な噴火が続発し、28日午前4時までに423回確認された。 
〔写真説明〕噴火直後の鹿児島県十島村の諏訪之瀬島・御岳。矢印は飛散した噴石=28日未明(気象庁提供)

(ニュース提供元:時事通信社)