日本列島は30日午後、北海道から中国地方の日本海側などで雪が降った。冬型の気圧配置が強まり、上空に強烈な寒気が流れ込むため、気象庁は来年1月1日ごろにかけて日本海側を中心に大雪や吹雪、暴風、高波に警戒するよう呼び掛けた。雪崩や落雪も予想され、交通の障害や施設の被害が生じる恐れがある。特に中国付近では今月31日昼前まで急に降雪が強まる恐れがあり、厳重な警戒が必要という。
 航空便は日本海側の空港を中心に欠航が相次いだ。31日についても日本航空が77便、全日空が28便の欠航を決め、影響人数はそれぞれ2710人と780人。高速道路は岩手県内の東北道や八戸道の一部区間が30日午後、除雪作業のため一時通行止めとなった。JR東海道・山陽新幹線は強風や架線に飛来物が付着した影響などで遅れが生じた。山形新幹線は山形―新庄駅間で31日夕方以降と1日に運転を見合わせる。国土交通省は不要不急の外出を控えるよう呼び掛けている。
 京都府京丹後市では30日午後1時40分すぎに最大瞬間風速32.5メートルを観測。鳥取県大山町・大山では午後9時までの6時間降雪量が48センチに上った。
 12月31日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、北陸90センチ、近畿と中国80センチ、東北60センチ、北海道と関東甲信、東海50センチ、四国30センチ、九州北部20センチ、九州南部15センチ。
 その後、来年1月1日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、北陸80~120センチ、東北60~80センチ、東海と近畿50~70センチ、北海道と関東甲信30~50センチ、中国20~40センチ、四国と九州北部10~20センチ。
 さらに同2日午後6時までの24時間予想降雪量は、東北と北陸50~70センチ、関東甲信と東海、近畿30~50センチ。
 全国的に風が吹き荒れ、今月31日にかけて予想される最大瞬間風速は北陸と近畿、中国、四国35メートル、九州北部・南部と奄美、沖縄30メートル。海上は大しけになる所があり、北陸から沖縄にかけての波の高さは4~7メートルの見込み。 
〔写真説明〕雪が降る福岡市中心部。気象庁は来年1月1日にかけて上空に強烈な寒気が流れ込むため、日本海側を中心に大雪などへの警戒を呼び掛けている=30日午後

(ニュース提供元:時事通信社)