2021/01/01
防災・危機管理ニュース
日本列島は1日、強い冬型の気圧配置の影響で、東北地方の日本海側や北陸を中心に大雪となった。気象庁は北海道から北陸の日本海側のほか、関東北部、長野・岐阜両県で3日にかけて大雪が続くとして、交通の障害や施設の被害に警戒するよう呼び掛けた。雪崩や着雪にも注意が必要という。
総務省消防庁によると、年末年始の大雪による転倒などの被害は、岩手県で死者1人、山形、新潟、鳥取、島根、大分の5県で重軽傷15人となった。
悪天候により、日本航空は36便、全日空は56便が欠航となった。
24時間降雪量は山形県大蔵村で1日正午までに67センチ、新潟県魚沼市・小出で午前11時までに65センチ、秋田県横手市で午後1時までに63センチを観測した。
2日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、北陸70センチ、東北60センチ、北海道50センチ、関東甲信40センチ、東海30センチ。
その後、3日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、北陸60~80センチ、北海道と東北、関東甲信、東海20~40センチ。
(ニュース提供元:時事通信社)
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