新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、政府が緊急事態宣言の発令を7日に決定する方針であることを受け、対象となる東京都と埼玉、千葉、神奈川各県は対応を急いでいる。神奈川県の黒岩祐治知事は5日の記者会見で「短期で集中、一気にやりたい」と強調した。
 4都県は、飲食店などを対象に、8~31日の営業時間を午後8時までとするよう呼び掛けることを盛り込んだ「緊急事態行動」を決めている。黒岩氏は政府の発令方針について、「速やかな対応だ」と評価した。
 埼玉県の大野元裕知事も5日に記者会見し、宣言について「速やかな発出は大切だが、一定の周知期間を置くことが望ましい」と政府に求めた。発効までの時間が短いと、住民が混乱する恐れがあることを理由に挙げた。
 東京都の小池百合子知事は同日、都庁で記者団に対し「夜の外出や新年会を控えていただきたい」と語り、発令前も感染防止に取り組むよう都民に重ねて訴えた。 
〔写真説明〕記者団の取材に応じる東京都の小池百合子知事=5日夜、都庁

(ニュース提供元:時事通信社)