【イスタンブール時事】サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、エジプトの4カ国は5日、2017年に断交したカタールとの国交を完全に回復させることで合意した。サウジのファイサル外相が湾岸協力会議(GCC)首脳会議後の記者会見で表明した。対イランでの結束を重視するサウジなどがカタールとの連携を優先した形で、カタールが今後、イランに融和的な外交姿勢を転換するかどうかが焦点となる。
 サウジの事実上の最高権力者ムハンマド皇太子はこの日、北西部ウラーで開かれた首脳会議での演説で「イランの核・弾道ミサイル計画などの脅威に対し、一致協力していくことが最大限必要だ」と強調。ファイサル氏も会見で、イランに対処する上で和解が有益だと訴えた。
 首脳会議にはカタールのタミム首長が断交後初めて参加。GCC加盟国のUAE、バーレーンなどに加え、エジプトも出席した。国交回復を仲介したトランプ米大統領娘婿のクシュナー大統領上級顧問も姿を見せた。 

(ニュース提供元:時事通信社)