日本列島は9日も強い冬型の気圧配置が続いて日本海側を中心に雪が降り、北陸では記録的な大雪となった。気象庁は10日まで交通の障害や農業施設などの被害に厳重に警戒し、雪崩や落雪、着雪に注意するよう呼び掛けた。
 新潟県上越市・高田では9日午後10時までの48時間降雪量が150センチ、富山市では午後6時までの同降雪量が107センチとなり、いずれも昨冬までの最多記録を更新した。
 北陸電力送配電によると、同日午後10時半ごろには富山県の約440戸、石川県の約60戸、福井県の約150戸で停電となった。
 大雪の影響で、全日空は97便、日本航空は84便が欠航。JRは北陸新幹線に運休が生じ、山陽新幹線が遅れたほか、奥羽線や羽越線、信越線、北陸線などで運転見合わせがあった。高速道路は北陸道や中国道、松江道、徳島道、九州道などの一部区間が通行止めになった。
 総務省消防庁の9日夕の発表では、7日からの大雪暴風により、北海道と岩手県で死者1人ずつ、新潟や富山など5県で重傷11人、石川や福岡など10県で軽傷155人となった。
 10日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、北陸100センチ、東海70センチ、近畿60センチ、東北50センチ、中国40センチ、九州北部30センチ、四国25センチ。
 その後、11日午後6時までの24時間予想降雪量は、北陸60~80センチ、東北と東海20~40センチ、近畿と中国、九州北部10~20センチ、四国5~10センチ。 
〔写真説明〕JR福井駅前にある恐竜のモニュメント=9日午後、福井市

(ニュース提供元:時事通信社)