2021/01/12
防災・危機管理ニュース
新型コロナウイルスの感染が拡大している愛知、岐阜両県は12日、特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令を政府に要請することを決めた。同日午後に三重県を交えた3県の知事がオンライン会議を開き、こうした方針を確認。その後、愛知、岐阜両県は政府に申し入れる。
愛知県の大村秀章知事は12日の記者会見で、9日からの3連休の感染状況に関し「大変厳しい状況だ」と強い危機感を表明。岐阜県などを含めた地域全体で連携して対応する考えを強調した。
愛知県は、酒類を提供する飲食店などに午後9時までの営業時間短縮を求めているが、緊急事態宣言の対象に追加された場合は同8時までに1時間前倒しする方針。また、夜間の不要不急の外出自粛といった呼び掛けもさらに強化する。岐阜県もすでに県独自の「非常事態宣言」を発出。飲食店の営業時短や外出自粛などを促している。
(ニュース提供元:時事通信社)
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