2021/01/14
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】トランプ米政権は13日、中国政府が新疆ウイグル自治区で少数民族に強制労働をさせているとして、新疆地区で生産された全ての綿製品とトマトの輸入を禁止すると発表した。生産者を問わず地区全体を禁輸対象とし、対中圧力を一段と強める。英国やカナダも対策を強化しており、日本が対応を迫られるのは必至だ。
トランプ政権は昨年、新疆地区の強制労働をめぐり対中制裁を連発し、中国共産党の傘下組織で綿花の主要生産団体である「新疆生産建設兵団(XPCC)」からの輸入を禁じた。人権問題を重視する米民主党のバイデン次期大統領も、ウイグル族弾圧に厳しい姿勢で臨むとみられている。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
非常時に目標と道筋を示すことが危機管理担当者の役割
非常事態に中心的な役割を求められるのが危機管理担当者だが、求められる能力は何か。また、平時に はどのように備えればよいのだろうか。岩手大学で防災危機管理に係る人材育成に取り組んできた越野 修三・同大学客員教授は、危機管理担当者に求められるのは、非常時に際して「少ない情報から状況判断 して、目標は何なのか道筋を示すこと」だと語る。
2021/04/05
-
緊急事態宣言解除後も出勤者は変わらず
リスク対策.comが、1都3県の緊急事態宣言が解除された翌22日から行った簡易アンケート調査によると、「緊急事態宣言解除後、出社率は変わりましたか?」との問いに対し、「変わらない」との回答が60%で、微増が37%になった。アンケートは、メールマガジン読者らに対して配信し、翌日までに45の回答を得た。
2021/03/28
-
3.11から10年、日本の危機管理はどこまで向上したか?【アーカイブ配信】
2021年3月25日(木)に開催したオンラインセミナーのアーカイブ配信です。
2021/03/27