米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、新型コロナウイルスによる世界の死者が日本時間15日、200万人に迫った。昼の時点で199万3000人を超えた。ワクチン接種が始まった国でも死者が減らない。米国は12日に4462人、英国は13日に1568人と、いずれも1日当たりの死者数として過去最多を更新したとジョンズ・ホプキンス大は記録している。
 世界の死者は昨年9月に100万人になった。約2カ月後、12月に入ってすぐ150万人を超えた。そこから約1カ月半で50万人増えたことになる。12月に各国でワクチン接種が始まったにもかかわらず、改善していない。
 ジョンソン英首相は13日の議会で、12月から導入中のロックダウン(都市封鎖)について「いくらか効果の兆しが見え始めている」と強調した。しかし、医療崩壊の危険性は「非常に現実味がある」と答え、現状認識も「非常に、非常にきつい」と説明。都市封鎖は緩和どころか「不断の見直し」の結果、強化されそうだ。
 国別の死者数では、最多の米国が40万人に近づきつつある。続くブラジルが20万人、インドが15万人をそれぞれ上回っている。14万人近いメキシコに続き、現在のペースなら英国も10万人を超える恐れがある。
 さらにイタリアが8万人、フランスが7万人で、ロシアが6万人だが、ロシアの死者数は欧米の基準で計算し直せば3倍に上ると疑われている。ロシアのプーチン大統領は13日、「ロシアのワクチンは世界で一番良い」と述べ、来週から国民全員に接種させる方針を示した。本人も受けるか注目される。
 一方、世界の感染者の累計も1億人に近づいてきている。こちらも米国が2300万人で最も多い。インドは1000万人、ブラジルは800万人を超えている。 

(ニュース提供元:時事通信社)