厚生労働省は16日、新型コロナウイルス患者用の病床使用率(13日時点)を公表した。感染ピーク時の確保想定病床の使用率が50%以上に達し、緊急事態宣言の対象となるステージ4(爆発的感染拡大)の目安に達したのは福島や東京、愛知、大阪など18都府県で、重症者用も考慮すると神奈川も加わり計19都府県となった。前週(6日時点)より8県多く、東京は83.2%で全国で最も高かった。
 使用率が20%以上で2番目に深刻な「ステージ3」(感染急増)は21道府県で、前週より4県減った。他にステージ4水準だったのは、栃木、群馬、埼玉、千葉、長野、岐阜、三重、滋賀、兵庫、広島、福岡、長崎、熊本、沖縄。東京の次に高かったのは兵庫(77.5%)だった。重症者用を含めると、政府が緊急事態宣言を発令した地域では京都を除く10都府県で50%以上となった。
 重症者用でステージ4水準だったのは神奈川(51.0%)、大阪(65.7%)、兵庫(58.3%)、沖縄(50.9%)の4府県。東京(病床数500)は、重症者が国基準では523人となり、単純に比較できないため使用率は算出していない。ステージ3水準は11府県だった。
 また、全国の自宅療養者数(13日時点)は前週から約1.7倍の3万208人になった。各地の病床逼迫(ひっぱく)を背景に激増したとみられる。 

(ニュース提供元:時事通信社)