【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)は15日、新型コロナウイルスに関する報告書を公表し、英国などで確認された変異ウイルスが、米国で3月にもまん延する恐れがあると警告した。国内の感染者数や死者数が急増する中、バイデン次期政権は感染防止とともに、早急なワクチン接種の拡大を迫られている。
 米国では昨年12月末、西部コロラド州の20代の男性が変異ウイルスに感染したことが判明。CDCによれば、今月13日時点で米国内50州のうち10州で、計76人の変異ウイルス感染が分かっている。
 変異ウイルスは従来のウイルスより感染力が強いと言われ、CDCは報告で感染拡大のペースから「今年の早い時期に急速に広がり、3月には主要なウイルスとなる」と予想。「今、感染拡大を食い止める措置を講じれば、潜在的な影響を抑え、ワクチン普及にとって極めて重要な時間を手にできる」と早急な対策の必要性を訴えた。