厚生労働省は19日、新型コロナウイルス感染症の影響による解雇・雇い止めの人数(見込みを含む)が旅館・ホテルなどの宿泊業で累計1万人を超えたと発表した。製造や飲食、小売りの3業種に次ぐ1万人超え。感染を防ぐ外出自粛や、渡航制限に伴う訪日外国人客消失の直撃を受けたほか、政府の観光支援策「Go To トラベル」全国一斉停止の影響で苦境が鮮明となっている。
 厚労省は全国の労働局やハローワークを通じ、日々の状況を集計しているが、全容は把握できていない。11都府県への緊急事態宣言の再発令を受けて実態はさらに深刻化している恐れがある。
 19日公表された15日時点の最新集計によると、宿泊業の解雇・雇い止めの人数は1万124人。8日時点と比べて387人増え、増加幅は業種別で最多となった。このうち約9割の347人がパートやアルバイトなどの非正規雇用だった。 

(ニュース提供元:時事通信社)