2021/01/22
防災・危機管理ニュース
【北京時事】変異した新型コロナウイルスに2人が感染したことが判明した中国の首都・北京市で、感染拡大への危機感が強まっている。感染者が出た市南部の大興区は21日までに区民155万人余りにPCR検査を実施。故宮を取り巻く市中心部の西城区(人口113万人)と東城区(同79万人)でも22日、全区民を対象にしたPCR検査が始まった。
大興区では17日に感染確認された2人から、英国で流行する変異ウイルスを検出。21日までに症状のある感染者だけで14人に増えた。感染者の行動履歴は複数の区に及んでおり、市の対策チームは各区長に、23日から始まる市人民代表大会(議会に相当)に出席せず、コロナ対応に当たるよう指示した。
(ニュース提供元:時事通信社)
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