【ニューヨーク時事】米バイオ医薬品企業モデルナは25日、英国や南アフリカなどで確認された新型コロナウイルスの変異種について、同社のワクチンが効果を発揮するとの実験結果を発表した。変異種への効果を高めるための追加接種も研究していると明らかにした。
 同社製ワクチンを接種した人やサルの血液を使った実験で、英国型の変異種に対しては、従来種とほぼ変わらない水準の抗体を獲得できることが確認された。南アの変異種への効果も示されたが、従来種に比べ獲得できる抗体が少なかった。
 モデルナは、同社のワクチンを2回接種することで「現在までに確認された変異種から保護される」との見方を示した。南ア型変異種については、追加接種用ワクチンの臨床試験(治験)を進めている。
 モデルナのワクチンについて、日本政府は今年6月までに2000万人分、9月までにさらに500万人分の供給を受ける契約を結んでいる。今月、日本での治験が始まった。 

(ニュース提供元:時事通信社)