2021/01/28
防災・危機管理ニュース
英製薬大手アストラゼネカが日本に供給する新型コロナウイルスワクチンで、兵庫県芦屋市に本社を置く製薬会社JCRファーマが9000万回(4500万人)分を国内で製造することが28日、分かった。新型コロナワクチンをめぐり各国間で争奪戦の様相を呈する中、日本政府は一定量を国内で生産することで安定供給を図る方針だ。
アストラゼネカのワクチンは英国などで承認を受け、既に接種が始まっている。日本でも昨年8月から安全性などを確認するための臨床試験(治験)を行っている。
日本政府は昨年12月、同社から6000万人分の供給を受けることで合意。うち1500万人分は3月までに提供されることになっており、同社はこれに向けて薬事承認を申請する方針だ。
アストラゼネカは日本での生産について、JCRファーマと業務委託契約を締結。技術移管を行い、ワクチン原液の製造に向けた準備を進めている。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
資金繰り支援頼みでギリギリ経営を維持負債増えるも売上なし 春先の息切れ懸念
新型コロナ関連の経営破たん件数は、昨年9月以降1カ月90~100件超の高い水準で推移。2月も最多の発生ペースを更新している。緊急事態宣言解除が見送られ、外出自粛や時短要請が引き続き売上を圧迫。年度末を控え、息切れ企業の増加で倒産はさらにピッチを上げる可能性が高い。リレーインタビュー第4弾は中小企業の経営環境について。
2021/02/22
-
社内で負傷者が発生したら助けることができますか?
リスク対策.comが行った地震シミュレーションアンケートの結果から、災害対策のポイントを学ぶシリーズ2回目は救助救命です。このシリーズが終わる頃には、きっと自分たちの防災やBCPのレベルが向上しているはずです!
2021/02/18
-
緊急事態宣言中におけるリモートでの災害対策本部
リスク対策.comがメールマガジン読者らを対象に行ったアンケート調査によると、「緊急事態宣言中に災害が発生した際、リモートで災害対策本部を運営することを考えているか」との問いに対し、「検討し、訓練も実施している」と答えたのは18%にとどまった。アンケートは、2月8日にメールマガジンで配信し、その日のうちに35の有効回答を得た。
2021/02/13