2021/02/03
防災・危機管理ニュース
日銀の若田部昌澄副総裁は3日、オンライン形式で記者会見した。3月をめどに日銀が実施する金融政策の「点検」について「これから先も当然危機は起きる可能性がある」と指摘。その上で「次なる危機や、経済が急激に変調したときに何ができるのか、常に考えておかなければいけない」と述べ、金融政策の機動性確保が重要な論点になると強調した。
若田部氏は、長短金利を操作する現行の大規模緩和の枠組みに関し「方向としては間違っていない」と評価した。ただ、新型コロナウイルス感染の再拡大などで2%の物価目標の実現には一段と時間がかかる見通しであることから、「さらなる有効な政策手段があるのか、点検すべきだ」と語った。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
初動対応は、ほぼ問題なし福島県沖を震源とする地震対応アンケート
リスク対策.comは2月13日深夜に発生した福島県沖を震源とする地震による企業の被害状況や対応の課題などを明らかにすることを目的にアンケート調査を実施しました。有効回答は計168件。うち、震度5弱以上を観測した地域(市町村)に本社や支社、営業所、工場などの拠点があるとした回答について分析しました。
2021/04/19
-
事業継続マネジメントシステムの国際規格を学ぶ!ISO22301解説セミナー【アーカイブ配信】
2021年4月13日(火)に開催したオンラインセミナーのアーカイブ配信です。
2021/04/16
-
想定外に備えるには想定外を「想定」した訓練が必要だ
社会を支える基幹インフラは災害時でも絶つわけにいきません。高速情報通信網がまさにそうで、これが守られるか否かは人・組織の生き残りをも左右します。が、その役割を誰がどこで担っているかは、あまり知られていないのではないでしょうか。日本最大規模のデータセンターを保有するアット東京の「24時間365日ノーダウンオペレーション」の取り組みを紹介します。
2021/04/15