大阪府は3日、新型コロナウイルスのワクチンに関する会議を開き、9月末までに府内全市町村で希望者への接種を完了させる目標を確認した。高齢者施設でクラスター(感染者集団)が多発しているため、施設職員については国が示すスケジュールよりも早く、高齢者と同時に接種を始める方針も決めた。
 4月にも始まる高齢者への接種では、市町村が会場を設ける集団接種と、クリニックなどでの個別接種を併せて進める。府は2月中に市町村が参加する集団接種の模擬訓練を行う。
 市町村の準備の進捗(しんちょく)を府がまとめてホームページで公表。また医療機関が管理システムに情報を入力すると事務負担が重くなるため、市町村で集約することも決めた。
 高齢者向け接種でキャンセルが出た場合、ワクチンを無駄にしないため、警察官や市町村職員らへの接種も検討する。吉村洋文知事は「次の冬が始まるまでに接種を終わらせる。オール大阪で取り組みたい」と話した。 

(ニュース提供元:時事通信社)