2021/02/08
防災・危機管理ニュース
千葉県は8日、匝瑳市の養鶏場で致死率の高い高病原性とみられる鳥インフルエンザを確認したと発表した。県は飼育されている約25万羽を殺処分する。同県の殺処分数は今シーズン累計約430万羽と、県内で飼養する採卵鶏の3分の1強に上る見通し。
同県での発生は3日連続で、昨年12月以来8例目。発生養鶏場は一部を除き近接しておらず、詳しい感染経路は分かっていない。農林水産省は8日、県との連携を強化するため、現地に対策本部を設置。発生予防や防疫措置について助言する。
県によると、7日に鶏舎1棟内で複数羽がまとまって死んでいると家畜保健衛生所に連絡があり、簡易検査で陽性を確認。その後の遺伝子検査で、高病原性の可能性が高いことが判明した。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
事業継続マネジメントシステムの国際規格を学ぶ!ISO22301解説セミナー【アーカイブ配信】
2021年4月13日(火)に開催したオンラインセミナーのアーカイブ配信です。
2021/04/16
-
想定外に備えるには想定外を「想定」した訓練が必要だ
社会を支える基幹インフラは災害時でも絶つわけにいきません。高速情報通信網がまさにそうで、これが守られるか否かは人・組織の生き残りをも左右します。が、その役割を誰がどこで担っているかは、あまり知られていないのではないでしょうか。日本最大規模のデータセンターを保有するアット東京の「24時間365日ノーダウンオペレーション」の取り組みを紹介します。
2021/04/15
-
非常時に目標と道筋を示すことが危機管理担当者の役割
非常事態に中心的な役割を求められるのが危機管理担当者だが、求められる能力は何か。また、平時に はどのように備えればよいのだろうか。岩手大学で防災危機管理に係る人材育成に取り組んできた越野 修三・同大学客員教授は、危機管理担当者に求められるのは、非常時に際して「少ない情報から状況判断 して、目標は何なのか道筋を示すこと」だと語る。
2021/04/05