自民党の社会保障制度調査会(鴨下一郎会長)の介護委員会は8日、新型コロナウイルスのワクチン接種が高齢者向けで4月にも優先的に始まるのに絡み、高齢者施設では、職員を含めた一体的な接種体制とするよう求める緊急要望案をまとめた。近く政府に提出する。
 政府は、重症化リスクが高い高齢者が集団で生活する介護施設などでのクラスター(感染者集団)発生を防ぐため、職員を含めた一斉検査を推奨している。要望案では、高齢者向けワクチン接種の際も、日常的に健康観察ができる医師が在籍しているなど一定の要件を満たす施設では、入所者と職員が同時接種できるよう自治体への周知徹底と体制整備へ向けた支援を求めている。 

(ニュース提供元:時事通信社)