免疫不全状態の血液がん患者が新型コロナウイルスに感染し、抗体を含む他人の血液成分「血漿(けっしょう)」を投与する治療を受けたところ、体内でウイルスの変異が進んだ例があることが分かった。英ケンブリッジ大などの研究チームが8日までに英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 この患者は70代男性で、感染確認から約100日で死亡した。研究チームはウイルス変異が死亡に至った主因ではないとみているが、免疫不全の感染患者でウイルスが変異して死亡した例は米国でも報告されており、注意深く治療し、院内感染防止を徹底する必要性を指摘している。 

(ニュース提供元:時事通信社)