【ニューデリー時事】インド主要メディアは8日、北部ウッタラカンド州で7日に発生した氷河の崩壊による洪水の死者が18人、行方不明者が170人に増えたと伝えた。氷河が崩壊した原因は特定されておらず、地球温暖化で解けたとの見方が強いが、付近での建設工事が影響したという説も消えていない。
 民放NDTVによれば、洪水により水力発電所や橋5本が流された。行方不明者の大半は発電所作業員で、約30人が付近のトンネルに取り残されているもようだ。
 原因について、専門家はタイムズ・オブ・インディア紙に対し、決壊時に洪水を引き起こす氷河湖は衛星画像で見つからなかったが「氷河内部に水がたまっていた可能性がある」と指摘。「地球温暖化がこの地に及んでいることは疑いない」と警鐘を鳴らした。 
〔写真説明〕7日、インド北部ウッタラカンド州の氷河崩壊による洪水被災地で、捜索活動を行う警察=警察提供(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)