【サンパウロ時事】南米コロンビアのモラノ国防相は8日、同国最大の左翼ゲリラ、民族解放軍(ELN)が首都ボゴタでテロを計画しているとの情報を、在ボゴタのキューバ大使館から得たと明らかにした。ELNはキューバとつながりが深く、キューバ側から親米のコロンビア政権に通報があるのは異例。
 キューバ大使館は、コロンビア政府に「信ぴょう性は評価できないが、ELNの部隊が近日、ボゴタで軍事攻撃を仕掛ける可能性があるとの情報を得た」と伝えた。キューバの首都ハバナに滞在しているELN幹部らは計画を関知していないという。
 トランプ前米政権は政権交代直前の1月、テロ組織に指定しているELN幹部をかくまっていることなどを理由に、キューバをテロ支援国に再指定。キューバ側のコロンビアへの協力姿勢は、バイデン政権による指定解除を後押しする可能性がある。 

(ニュース提供元:時事通信社)