【バンコク時事】クーデターで国軍が実権を掌握したミャンマー各地で11日、6日連続となる大規模デモが行われた。最大都市ヤンゴンでは少数民族も参加。国軍が締め付けを強化する中、集会禁止令を無視した市民の抗議行動はさらに拡大している。
 少数民族はヤンゴンの街頭を旗を掲げて行進した。カイン(カレン)族の代表は、多数派のビルマ族を含む16民族が独裁体制の打倒を目的とする「スト委員会」を設置したと宣言。「クーデターは受け入れられない。拘束された全員の解放を要求する」と語った。デモは首都ネピドーや第2の都市マンダレーなどでも実施された。
 人権団体の政治犯支援協会によると、国民民主連盟(NLD)を率いるアウン・サン・スー・チー氏の側近で、NLD政権の国家顧問府相チョー・ティン・スエ氏が10日、当局に連行された。1日のクーデター後、9日までに身柄を拘束されたのは220人で、禁錮2年の判決を受けた2人を含む200人が今も解放されていないという。 
〔写真説明〕11日、ミャンマーのヤンゴン市内を行進する少数民族
〔写真説明〕11日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで、抗議デモに参加する人々(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)