【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)は10日、新型コロナウイルスのワクチン接種に関するガイドライン(指針)を見直し、感染者と濃厚接触した場合に求めていた14日間の隔離について、ワクチン接種を完了していれば条件付きで不要とする見解を示した。米国内でワクチンが普及するのに合わせ、接種後の行動指針も見直しが進んでいる。
 CDCの指針は、過去3カ月以内にワクチン接種を完了し、免疫ができる接種後2週間を過ぎても症状が出ていない場合、濃厚接触後も隔離を免除すると定めた。ただ、濃厚接触後2週間は観察が必要で、新型コロナが疑われる症状が出れば、速やかに医療機関にかかるよう促した。
 また、「ワクチン接種を受けた者が他人に感染させるリスクは、まだはっきりしない」と指摘。外出時のマスク着用や社会的距離の確保、人混みを避けるなどの行動指針を順守するとともに、州や自治体の勧告に従うよう求めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)