政府は12日、深刻化する社会的な孤独・孤立の問題の担当として、坂本哲志地方創生担当相を充てることを決めた。少子高齢化に加え、新型コロナウイルスの影響で社会全体のつながりが希薄になっていることから、対策に本腰を入れる。
 英国は2018年に「孤独担当相」を置いており、坂本氏によると日本は2カ国目。孤独により死亡リスクや認知症発症率が高まるとされており、日本も対応を急ぐべきだとの意見が自民党の若手らから出ていた。
 菅義偉首相は12日、坂本氏を首相官邸に呼び、「女性の方が孤独で自殺も増えている傾向にある。問題を洗い出し、総合的に政策を進めてほしい」と指示。坂本氏はこの後の記者会見で、支援に取り組む現場の声を聴く機会を設ける方針を示した。 
〔写真説明〕衆院予算委員会で挙手する孤独・孤立問題担当の坂本哲志地方創生担当相=12日、国会内

(ニュース提供元:時事通信社)