【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は15日の記者会見で、アフガニスタンの反政府勢力タリバンに対し「(国際的な)テロ組織との関係を断つことを含め、約束を果たすためにもっとやる必要がある」と訴え、米国と昨年2月に結んだ和平合意の履行を求めた。
 その上でストルテンベルグ氏は、NATO駐留部隊のアフガン撤収時期について「どの加盟国も必要以上に長くとどまることを望んでいないが、適切な時が来るまでは離れない」と強調した。
 NATOは17、18両日に開く国防相理事会で合意の履行状況を検証。駐留部隊の今後の扱いを協議する。
 トランプ米前政権は和平合意で、タリバンが国際テロ組織アルカイダとの関係を断つことなどを条件に今年5月までに駐留米軍を全面撤収すると約束した。ただ、先月発足したバイデン新政権はタリバンの合意不履行を批判。米軍撤収時期の見直しも示唆している。 
〔写真説明〕15日、ブリュッセルで記者会見する北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)