【ワシントン時事】イエレン米財務長官は18日、米CNBCテレビのインタビューで、トランプ前政権が発動した中国からの輸入品に対する制裁関税を「当面は維持する」と明言した。懸案となっている不公正貿易慣行への対応を含め「対中政策を評価中だ」と語った。
 イエレン氏は中国について、貿易分野にとどまらず、ハイテク産業への政府補助金、外国企業が持つ技術の強制移転など幅広い問題を列挙。「中国に国際的な義務を順守することを求めなければならない」と述べ、バイデン政権の対中政策が固まるまでの間は現状の関税を続ける考えを示した。
 新型コロナウイルス危機や気候変動問題といった世界的な課題の解決では中国と協力する必要があるとしつつ、同盟国と連携する重要性を強調。2国間での対応を重視した前政権との違いを前面に出した。 

(ニュース提供元:時事通信社)