【ワシントン時事】トランプ前米大統領のポッティンジャー副補佐官(国家安全保障担当)は21日、CBSニュースのインタビューで、前政権が昨年4月まで国民にマスク着用を推奨しなかったことを「重大な失敗だった」と認めた。米国の新型コロナウイルスの新規感染者数は減少傾向にあるが、累計死者数は50万人に迫っている。
 ポッティンジャー氏は「マスクは容易に入手でき、新型コロナ対策における効果的な武器だった」と振り返った。前政権の新型コロナ対策チームや疾病対策センター(CDC)は当初、「一般人にとってマスク着用は不要」と主張。4月には国民にマスク着用を推奨し始めたが、トランプ氏ら政権幹部はそれ以降も公の場でマスクを着けていなかった。
 一方、国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は21日、CNNテレビに対し、今年末までに社会生活は「おおかた正常に戻る」と指摘しつつ、来年になってもマスク着用が必要になるだろうという認識を示した。 
〔写真説明〕新型コロナウイルスから回復して退院した後、ホワイトハウスでマスクを外すトランプ前米大統領=2020年10月(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)