【ワシントン時事】バイデン米大統領は24日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてトランプ前大統領が昨年3月に宣言した「国家非常事態」の延長を発表した。米国内の新規感染者数は減少傾向にあるものの、「国家の公衆衛生と安全にとって、依然として重大なリスク要因となっている」と判断した。
 トランプ氏は昨年3月13日の宣言で、同月1日にさかのぼり期間1年の国家非常事態を発令。議会へ通告すれば延長可能と定めていた。バイデン氏は延長発表に合わせ、議会に書面で「国内で50万人以上が命を落としており、連邦政府は引き続き全力を挙げ、新型コロナと闘わねばならない」と説明した。
 一方、ホワイトハウスの新型コロナ対策チームは24日の電話記者会見で、低所得者層向けにマスク2500万枚を無料配布すると発表した。国内約1300カ所の地域医療センターのほか約6万カ所の食料配給所で、来月から配布する。