気象庁は25日、2020年の日本沿岸の平均海面水位が、平年より87ミリ高くなり、1906年の統計開始以来最も高くなったと発表した。黒潮の蛇行が影響したとみられる。
 日本沿岸の平均海面水位は80年以降、地球温暖化による海面上昇や、偏西風の強弱などが影響し、緩やかな上昇傾向が続いている。
 さらに20年は黒潮が蛇行して関東・東海沖に海流が接近。暖かい海流は体積が大きく、周囲より海面が盛り上がる。関東・東海沿岸の平均海面水位は平年より132ミリ高かった。
 海面水位が高くなると高潮被害が生じやすくなる恐れがあり、気象庁は今後も監視を続ける。 

(ニュース提供元:時事通信社)