【ワシントン時事】米議会上院財政委員会は25日、バイデン大統領が通商代表部(USTR)代表候補に指名したキャサリン・タイ氏の承認公聴会を開いた。中国の不公正な貿易慣行への対抗策や、トランプ前政権が発動した制裁関税の扱いが焦点。日本や欧州との貿易摩擦を解消し、同盟国とともに「中国包囲網」を築く重責を負う。
 台湾系のタイ氏が承認されれば、アジア系女性として初のUSTR代表となる。オバマ政権時にUSTRの通商弁護士として中国関連の世界貿易機関(WTO)訴訟を担当。公聴会では、国家主導で経済成長を遂げる中国に国際ルールを順守させるためには、同盟国を巻き込んだ「戦略的で一貫した」対応が必要だと訴える見通し。 
〔写真説明〕米通商代表部(USTR)代表への起用が発表され、記者会見するキャサリン・タイ氏=2020年12月11日、デラウェア州ウィルミントン(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)