2021/02/26
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】バイデン米大統領は25日、米国での新型コロナウイルスのワクチン接種について、1月20日の就任以降だけで5000万回に達したと発表した。バイデン氏は政権発足100日に当たる4月末までに1億回の接種を目指すと公言していたが、40日足らずでその半分を達成した。
バイデン氏は25日、ホワイトハウスに隣接する行政庁舎で4人の接種に立ち会った。報道陣を前に「国民への接種計画を持たない(トランプ)前政権からひどい状況を引き継いだが、われわれは正しい方向へ進んでいる」と現政権の取り組みを自賛した。
その上で「まだ先は長い。すべてが正常な状態に戻るのがいつになるかは、われわれ次第だ」と強調。マスク着用や社会的距離の確保などの感染防止策を続けるよう呼び掛けた。
疾病対策センター(CDC)によると、前政権で接種された分を含めると、米国では24日までに約6600万回のワクチンが接種された。免疫獲得に必要とされる2回の接種を終えた人は2000万人余り。
(ニュース提供元:時事通信社)
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