【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)は26日、テレビ首脳会議で欧州の安全保障や防衛をめぐって協議し、2日間の日程を終えた。会議には北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も参加。首脳声明で「NATOと緊密に協力する」と確認し、欧州との協調路線を掲げるバイデン米政権にも期待を示した。
 一方、声明では「EUは自らの安全保障に、より責任を持つ必要がある」としてEU独自の防衛力強化を引き続き追求することも表明。ミシェルEU大統領は終了後の記者会見で、EUの戦略的自立とNATOや米国との連携は「完全に補完的だ」と述べ、両立できると強調した。
 具体的には、部隊の機動性向上や技術開発のほか、サイバー攻撃や偽情報といった脅威への対応、周辺国の安定維持などでの協力を進める。 
〔写真説明〕26日、ブリュッセルで記者会見するミシェル欧州連合(EU)大統領(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)