栃木県足利市の山火事は1日、発生から9日目に鎮圧された。市は305世帯に出されていた避難勧告を解除。煙の影響による北関東自動車道の一部区間の通行止めも解除された。
 2月21日に同市西宮町の両崖山山頂付近で発生した山火事は、強風や空気の乾燥などにより燃え広がり、延焼面積は106ヘクタールに達した。ここ数日は風が穏やかになり、消火活動も奏功して延焼はほぼ食い止められていた。
 勧告解除に伴い、避難所の住民は全員帰宅した。記者会見した和泉聡市長は「住居や人的被害なく節目を迎えられ、ほっとしている」と語った。
 消防などは今後、残り火の確認など鎮火に向けた消火活動を続ける。宇都宮地方気象台によると、同県では2日午後からまとまった雨が降る見通しで、和泉市長は鎮火の見通しについて、「4、5日は様子を観察する必要ある。かなりの量が降れば早まる」と語った。 

(ニュース提供元:時事通信社)