【マニラ時事】フィリピンで1日、新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。調達に手間取り、東南アジア主要国では最も遅い開始となった上、最新の世論調査で46%が「接種しない」と回答。「国民の3分の2が接種」の目標達成まで曲折が予想される。
 ワクチンは中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製。フィリピン食品医薬品局は2月22日に緊急使用を許可した。中国は60万回分を無償供与し、軍用機で28日に輸送した。
 ドゥテルテ大統領は28日、ワクチン到着後に演説し、中国への謝意を表明。「習近平主席と握手し、お礼を伝えたい」と話した。国民に対しては「科学的に安全だ。なるべく早く接種し、感染拡大を防ごう」と呼び掛けた。自身は「医師の薦め」により、異なる製品を接種する。 
〔写真説明〕1日、マニラで、フィリピンで初めて新型コロナウイルスワクチンを接種される病院長(中央)(フィリピン政府提供・時事)

(ニュース提供元:時事通信社)