【バンコク時事】ミャンマー国軍によるクーデターで拘束されたアウン・サン・スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)の議員らが結成した「連邦議会代表委員会」は1日、国軍の設置した最高意思決定機関「国家統治評議会」を「テロ組織」と宣言した。
 代表委は昨年11月の総選挙で当選したNLD議員らがクーデター後に結成した。実権を掌握した国軍が総選挙で不正があったと主張し、議会が開かれないため、「独自議会」を開催して議員に「就任宣誓」。また、スー・チー氏を事実上の最高指導者である国家顧問に「再任」した。
 代表委は声明で「国軍はクーデターを起こして不当に主権を奪った」と非難。「銃撃や殴打、拘束などの罪を犯した。非武装市民に対する宣戦布告に等しい」と訴えた。
 国軍は代表委を違法と認定し、6日までに脱退を表明しなければ「厳罰に処す」とメンバーに警告している。 

(ニュース提供元:時事通信社)