【シリコンバレー時事】米グーグルは3日、広告主などがインターネット利用者のウェブサイト閲覧履歴を個人単位で追跡する技術を開発・使用しない方針を発表した。個人情報の収集や利用をめぐる世界的な規制強化を受け、IT大手各社はプライバシー保護の取り組みを加速させている。個人の嗜好(しこう)に沿ったデジタル広告の配信手法は変容を迫られそうだ。
 代わりにグーグルは、共通の関心を持つ集団をひとくくりとし、個人が特定されずに広告の配信対象を絞り込める新技術を提供する。4~6月期に広告主と共に試験運用を始める計画だ。担当幹部はブログで「安心を提供するために関連性の高い広告や収益化を犠牲にする必要はない」と指摘した。 

(ニュース提供元:時事通信社)