【シドニー時事】米地質調査所(USGS)によると、ニュージーランド(NZ)北方のケルマデック諸島で5日午前8時28分(日本時間同4時28分)、マグニチュード(M)8.1の大きな地震があった。これを受けて同国や周辺国には津波警報が発令され、オーストラリアのノーフォーク島で最大56センチの津波が観測された。
 太平洋津波警報センターは、ケルマデック諸島に3メートル以上の津波が到達する可能性があると警告。日本にも一時、30センチ未満の津波の恐れがあると注意を促していた。地元メディアによると、津波警報を受けてNZ国内では沿岸部の住民らが高台に避難した。これに先立ち、5日未明以降、同諸島でM7.4、NZ北島の東部沖でもM7.3の地震があった。
 ケルマデック諸島付近はプレートの境界にあり、地震が起きやすい。同諸島は火山列島で自然保護区に指定されており、訪問するには許可が必要となっている。
 NZでは新型コロナウイルス感染防止のための制限措置が実施されているが、国家緊急管理庁は「避難勧告が優先される」と呼び掛けた。 

(ニュース提供元:時事通信社)